桐蔭学園の副主将、FB古賀が勝負どころで貴重な追加点となるトライを決めた。
15―14の後半21分。敵陣約20メートルの左中間のラックからSH後藤のパスを受け、相手を吹き飛ばす突進でインゴール右にトライ。試合の行方を左右する好プレーにも、「たまたま僕の前に(スペースが)空いていただけ」と涼しい顔を見せた。
前回大会での8トライを含め、花園でのトライはこれで通算11個目。「これまで積み上げてきたものがある。それを全部出し切ればいい結果になると思う」とスケールの大きいFBは2連覇が懸かる決勝を見据えた。