インド沿岸警備隊(ICG)の巡視船「ショウナック」が7日、6年ぶりに横浜に寄港した。8~11日に横浜海上防災基地(横浜市中区)で海上保安庁と連携訓練を行う。
ICGと同庁は10日、日印海上保安機関長官級会合を都内で開催。訓練はそれに合わせて行われ、ICGと同庁機動防除隊が危険物質や有害物質への対応に関する技術や知識などを共有する。米国沿岸警備隊で海上災害を専門に扱う部隊も参加する予定。
7日に同基地で開かれた入港歓迎式で、同庁の服部真樹総務部長は「連携訓練が両国の友好親善に貢献を果たすことを希望する」とあいさつ。ガジラージ・シング・カボドゥラー船長は「4日にわたり、海保と交流する機会を楽しみにしている」と応えた。