昨年日本一となったプロ野球・横浜DeNAの三浦大輔監督(51)が10日、都筑署の一日署長に任命された。「110番の日」に合わせ、多くの住民やファンに向けキャンペーン活動を行った。
三浦監督はホーム用ユニホームが今季から変更するのを踏まえ、制服姿ではなく、昨季までのユニホーム姿で登場し、「ハマの署長でお願いします」とあいさつ。署員との掛け合いでは110番通報の仕組みや社会問題となっている「闇バイト」の危険性について理解を深めた。署員や110番通報を受ける県警通信指令課員が事故発生を想定した寸劇も披露し、三浦監督は「起こった場面をしっかり見て、できるだけ細かく伝えることが大切」と強調した。
署によると、昨年に県警で受理した110番通報は約106万6千件で、そのうち約15万9千件がいたずらや間違いだった。緊急性がない場合の連絡先として警察相談専用電話「#9110」があることも呼び掛けた。
大役を務め、三浦監督は「1人の力は小さなものだが、昨季も束になれば大きな力を生み出せた。まちの安全もみんなで協力して守っていきたい」と話した。