交流サイト(SNS)で人気のキャラクター「仕事猫」が、大雪時の広報サポーターとして国土交通省関東地方整備局に起用された。冬用タイヤの装着を「ヨシ!」と指さし確認のポーズでアピールするなど、情報発信に一役買っている。
仕事猫は、イラストレーターくまみねさんの作品。「どうして…」と電話する猫のイラストから派生し、作業時の「ヒヤリ・ハット」事例を描くなど、二次創作の「現場猫」としてもSNSで親しまれているキャラクターだ。
本州の日本海側を中心に大雪の恐れがあるとして同省などが注意を呼びかけた8日には、ヘルメット姿で誘導棒を手にした仕事猫が同局道路部のSNSなどに登場し、「冬道支度や道路情報の確認をお願いします」と呼びかけた。
同部の担当者は「大雪に関する重要な情報を親しみやすく、より多くの方の目にとどまることを目指したい」と期待を寄せている。