芸能人やスポーツ選手ら各界の著名人が描いた絵馬約300枚が31日まで、川崎モアーズ(川崎市川崎区)で展示されている。絵馬は入札で購入することもできる。
「有名人慈善絵馬展」は稲毛神社(同区)が主催する新春の恒例行事。7日まで神社境内に展示され、9日から会場をモアーズに移した。
47回目の今回も、俳優や歌手、漫画家、棋士、落語家ら多彩な顔ぶれが筆を握った。サッカーJ1川崎フロンターレからは大島僚太さんら6選手が参加。「得点王!」「チームに貢献」など、新シーズンの目標を力強く書いた。タレントのデヴィ夫人は今年の干支(えと)にちなみ、躍動感あるヘビを描いた。
絵馬展の収益は能登半島地震復興支援として被災地に寄付される。モアーズの担当者は「個性あふれる絵馬を、多くの人に見てもらいたい」と来場を呼びかけている。