川崎市消防局がまとめた2024年の火災・救急概況(速報)によると、救急出場件数は8万9114件(前年比1523件増)に上り、3年連続で過去最多を更新した。火災件数は15年以降の10年間で最多の398件(同8件増)となり、死者は14人(同11人増)で、65歳以上の高齢者が半数を占めた。
救急については搬送人員も3年連続で過去最多を更新し、7万2446人(同1336人増)となった。原因の内訳は「急病」が5万1889人と全体の7割を占め、「一般負傷」が1万1641人、「交通事故」が3055人と続いた。入院を必要としない軽症者は全体の52.0%で、「指先を切ってしまった」などの119番通報もあった。