平塚市消防本部は2024年の火災・救急・救助の件数(速報)を発表した。救急件数は新型コロナウイルスの拡大などでともに過去最多だった22年(1万6449件)や23年(1万7166件)を上回り、3年連続で過去最多を更新する1万7288件となった。
市消防本部によると、高齢化に伴い全国的にも救急件数は増えており、市内でも同様の傾向が続いている。種別では、けがなどの一般負傷が増加。搬送人員も1万6173人(前年比223人増)と過去最多を更新した。市消防本部は「高齢者が自宅で転倒したり、つまずいたりして救急を要請するケースが増えている」としている。
一方、火災件数は50件(同5件減)と例年並みの水準。救助件数は全体で98件(同5件減)、水難救助も4件(同2件減)だった。