旧県立三崎高校跡地(神奈川県三浦市初声町下宮田)の市民交流拠点に整備される新市庁舎を巡り、2026年3月の完成予定が8カ月遅れることが16日、分かった。設計変更に対応するためで、整備費も6億円近く上積みされる。市は20日開会の同市議会臨時会に関連事業費を盛り込んだ24年度一般会計補正予算案を提出する。
市市長室によると、職員の執務スペースを拡充するため、庁舎棟に予定していた執務室の一部を庁舎付属棟に移して同棟の面積を約700平方メートル広げる。両棟をつなぐ渡り廊下も新設。これらに伴い、工期を当初予定から8カ月延長し、26年11月までとする。