箱根の雄大な自然とスポーツを楽しむ「箱根ランフェス2025」が4月19日に開催される。富士山や芦ノ湖の眺めを満喫できる観光有料道路「芦ノ湖スカイライン」の坂道を駆け抜けるイベントで、今年で6回目。箱根町や町観光協会などでつくる実行委員会の主催で、参加者を募集している。
ランフェスは箱根山・大涌谷の火山活動活発化で観光客が減少した箱根を盛り上げようと、2017年にスタート。「楽しさを競おう」をコンセプトに制限時間5時間でタイムを計測せず、発着点の芦ノ湖キャンプ村などでは箱根のグルメや音楽ライブも堪能できる。
コースは、芦ノ湖スカイライン南側出入り口までを往復する「ハーフ」(約22キロ)と、途中の三国峠展望台で折り返す「三国峠ラン」(約9キロ)の二つ。ともに最高標高1028メートル、高低差約300メートルのアップダウンが激しいコースだが、休憩スペースもあり自由なペースで走ることができる。同実行委は「普段は走れない芦ノ湖スカイラインを走ることができる貴重な機会。天気が良ければ富士山や芦ノ湖といった絶景も楽しめる」と参加を呼びかけている。
参加希望者はホームページで申し込む。締め切りは2月19日。