第30回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市の平和記念公園発着コース(7区間、48キロ)で午後0時半にスタートする。18日に同市内で開会式が行われ、神奈川の選手らは2018年以来2度目の入賞へ士気を高めた。
直近2大会は28位、23位と苦しんでいる。選手らは昨季日本一に輝いたプロ野球横浜DeNAにあやかろうとユニホーム姿で登場。1区出走が決まった向田(三浦学苑高)は「優勝圏内でたすきを渡す」と決意を固めた。2区は3000メートルの中学記録保持者、稲垣(KERT、西中原中)が待ち受ける。
3区の並木(SUBARU)は東農大時代から伊勢路、箱根路で経験を積んできた。折り返しの4区には金山(湘南工大付)を据え、8.5キロの5区は服部(藤沢翔陵高)、6区は米川(平間中)を配置。2年連続で最終7区を走る主将の橋本(プレス工業)は「中高生の勢いを止めるわけにはいかない。一つでも順位を上げて帰ってくる」と自身8度目の安芸路へ意気込んだ。