神奈川県愛川町は、町役場本庁舎1階の高齢介護課フロア(同町角田)を、従来の約2倍の面積に広げるとともに、窓口カウンターを曲線を描く配置にした上で、仕切りを設けてプライバシーに配慮するなど大幅にリニューアルした。
これまで本庁舎正面入り口右手側のスペースに高齢介護課と水道事業所が入っていたが、水道事業所を分館1階に移転することで、同課の面積をほぼ2倍の約200平方メートルに広げた。カウンターを曲線デザインに変更し、訪れた人が左右に気兼ねせずに話せるよう仕切りパネルを設けた。
床にはソフトな踏み心地のカーペットを敷いた。カウンター外側のスペースに丸テーブル3個といすを4脚ずつ配置して「ふれあいラウンジ」と名付け、休憩しやすくした。フロア一画には、吸音効果の高いパネルで囲むことで安心して話しができる相談ブースも設置した。
同課では「ふれあいラウンジは明るい雰囲気でだれでも自由にくつろげるので、多くの人に利用してほしい」と呼びかけている。