神奈川県厚木市を舞台にした映画「キリコのタクト~YELL~」の制作を進める厚木市出身の映画プロデューサー神品信市さんは20日、主役に鈴木京香さん、主要キャストとして同市ゆかりの名取裕子さんと榊原郁恵さん、同映画のアンバサダーを務める宅麻伸さんが登場すると発表した。市役所を同日訪れ、山口貴裕市長に報告した。
映画は同市が2月1日に市制70周年を迎えるのに合わせて制作。市が2024年度当初予算で70周年記念事業費から500万円を、実行委を通じて映画制作の協賛金として提供する。
鈴木さんが演じる音楽教師キリコは合唱コンクールの伝説の「優勝請負人」と呼ばれ、そのタクトには生徒を輝かせる魔法が宿るともいわれたが、後に行方不明となる。元教え子の記者がその行方を捜すことでストーリーが展開する。