三原じゅん子こども政策担当相(参院神奈川選挙区)は21日、保育所や家庭などで食べ物による窒息・誤嚥(ごえん)事故が多発しているとして、こども家庭庁の公式ユーチューブなどにメッセージ動画を公開し、「子どもが普段食べているものでも事故につながることがある」と注意を呼びかけた。
三原氏は、「リンゴ、ブドウ、パンといった身近な食べ物が原因で亡くなる事故が毎年発生している」と説明。1分12秒の動画では「子どもに合った量や大きさ、かたさに注意し、飲み込んだことを確認する」ことなどを訴えた。
厚生労働省の調査によると、2023年までの5年間で亡くなった14歳以下は55人で、そのうち4歳以下は約8割を占めている。
三原氏は同日の閣議後会見で「子どもの安全安心は何より大切。事故防止ハンドブックを作成しているので、ぜひ活用してほしい」と話した。