神奈川県警旭署は22日、詐欺の疑いで、横浜市旭区鶴ケ峰、無職の男(47)を逮捕した。
逮捕容疑は、住宅の新規購入や所有物件のリフォームなどについて相談してきた60代の会社員男性=同区在住=に対し、住宅の契約手付金やリフォーム代金などとうその説明をして、2022年12月5日ごろから23年10月9日ごろまでの間、18回にわたり現金計約829万円をだまし取った、としている。
署によると、男は「税金の督促やギャンブルでつくった借金を返済したかった」と供述、容疑を認めている。
2人は元同僚で、逮捕された男は当時、不動産仲介業を営んでいたという。被害者の男性が所有物件を見に行ってリフォームされていないことに気付き、24年4月に告訴状を提出していた。