神奈川県大磯町内にある縄文時代の遺跡などについて知ることができる企画展「縄文後期の配石と墓域・大磯町石神台遺跡を中心に」が2月2日まで、町郷土資料館（同町西小磯）で開かれている。入場無料。
町教育委員会と公益財団法人かながわ考古学財団の主催。地元の遺跡を入り口に、考古学への興味を高めたいと企画された。
町内にある石神台遺跡や大磯小学校遺跡から出土した土器をはじめ、石を並べた配石遺構や土を掘って遺体を葬った土抗墓の写真などを展示。このほか近隣にあり、ほぼ同時代の子易・中川原（伊勢原市）、上粕屋・秋山（同）、稲荷木（秦野市）の各遺跡も出土品とともに紹介されている。縄文土器に触れることができるコーナーもある。
今月26日午後1時半からは共に同財団の鈴木一男理事（同町副町長）と野坂知広さんの講演会が開かれる。
午前9時～午後5時（入館は同4時半）。月曜休館。問い合わせは、同財団電話045（252）8689。