神奈川県警都筑署は24日、横浜市都筑区に住む会社役員の60代男性が出会い系アプリで知り合った人物らから投資話を持ちかけられ、現金計約1億800万円をだまし取られた、と発表した。署は交流サイト(SNS)で架空の投資話を持ちかけるSNS型投資詐欺事件として調べている。
署によると、男性は昨夏ごろ、出会い系アプリで女性の氏名を名乗る人物と知り合い、SNSで「原油投資でもうけている。あなたもやってみないか」などと持ちかけられた。同意すると、投資家アシスタントを名乗る人物を紹介され、昨年11月14日から今年1月16日までに、指定された16口座に計16回にわたり現金計約1億800万円を振り込んだ。
男性が今月22日、「利益がいっこうに還元されない」と署に相談して発覚した。