神奈川県葉山町は、役場(同町堀内)の窓口サービスを大幅にリニューアルした。1月の町制施行100周年記念事業として、15日からは1階の全窓口で申請書の記入が不要になった。町の担当者は「手続きを簡素化することで、町民との相談対応を強化したい」と話している。
新しいサービスは、4課(町民健康課、福祉課、税務課、子ども育成課)の窓口に導入。利用者はまず役場入り口の総合案内で担当者に来庁目的を伝え、発券された番号で用件に合った窓口に案内される。申請書の記入は必要なく、窓口で担当職員が内容を聞き取って直接タブレットに入力し、必要な書類を交付する。
現状では、利用頻度の多いものを中心に128種類の申請書に対応している。2026年度までに、国民健康保険関係をはじめ220種類の申請書に対応する予定という。窓口対応の職員数は変えていない。