横浜市保土ケ谷区は、2027年の区制100周年に向けて制定を目指す公式マスコットキャラクターの名前を募集している。同区在住・在学・在勤者に加え、「保土ケ谷を応援する人」が応募できる。2月20日に締め切って数案に絞り、区民投票で最終決定する。
区の鳥「カルガモ」がモチーフの公式キャラは、宿場町としての歴史を表現する羽織をまとい、すげがさをかぶっている。区が昨夏にデザイン案を募ったところ362作品が寄せられ、100周年事業実行委員会と区内の中学生が審査し、足立はなさん(同区在住)の作品を選んだ。
名前に文字数などの制限はないが、命名の由来は必須。市電子申請システムや郵送などで受け付け、応募者の中から抽選で20人に公式キャラのグッズをプレゼントする。
区民投票を経て決定した名前は、5月に星川中央公園で開くイベント「花フェスタ」で公表する。区政推進課の担当者は「保土ケ谷のイメージにふさわしく、愛される名前を付けてほしい」と呼びかけている。