「南岸低気圧」に伴う大雪で、横浜地方気象台は2日、箱根や丹沢など山地(標高500メートル)のある神奈川県西部の11市町村に大雪注意報を発表した。西部の平地や東部でも積もる所があるとして、積雪や路面の凍結による交通障害などに注意するよう呼びかけている。
気象台の発表によると、午前6時までに大雪注意報が出されたのは、相模原、厚木、伊勢原、秦野、小田原、南足柄、松田、山北、箱根、湯河原、清川の11市町村。予想より気温が低くなるなどした場合には、西部の平地でも注意報級の大雪となる可能性があるとしている。
西部の山地では2日未明から雪となり、積もっている所があるという。同日午前6時からの24時間に予想される降雪量は、西部の山地で8センチ、平地は3センチ、東部が1センチ。県内では、昼前にかけて雪や雨になると予想している。