スターバックスコーヒージャパン(東京都)は15日から、店舗の立地によって価格を変更する「立地別価格」の導入を始める。神奈川県内の一部店舗も対象となり、ドリンクなどの商品が値上げされる。
導入するのは、全国1991店舗(2024年12月末時点)のうち約3割。立地や商圏の特性などを踏まえ、「特定立地価格A」と「同B」に区分した。
Aはサービスエリアや空港、新幹線駅改札内にある店舗で、全体の4%にあたる。改定率は平均約6%で、引き上げ額は13~32円(税抜き)。Bは東京23区や大阪市内などの一部店舗で、全体の27%に相当。改定率は平均約4%、引き上げ額は4~28円(税抜き)となる。