アットヨコハマ(横浜市神奈川区)は、横浜・みなとみらい21(MM21)地区で運行されている都市循環式ロープウエー「ヨコハマ・エア・キャビン」のデジタルチケットの販売を始める。自社ウェブサイト「アットヨコハマ」で10日から取り扱う。
現在、同サイトでは水上バス「シーバス」の1日乗車券や、市交通局が提供するバス・地下鉄の一部区間の1日乗車券「みなとぶらりチケット」などを販売。今回のエア・キャビンの取り扱いで、「陸海空」のチケットがそろう。
販売は片道券のみで、運賃は大人(中学生以上)千円、子ども(3歳~小学生)500円。同社によると、対象の券種を順次増やすほか、インバウンド(訪日客)の利用増に向け、チケット販売の多言語化にも乗り出す予定という。
アットヨコハマは、自動車販売のウエインズトヨタ神奈川(同市中区)とKTグループ(同市神奈川区)が共同出資して運営する企業。チケット購入には、同サイトへの無料登録が必要となる。