TSMC進出の影響で台湾をはじめとする外国人の人口が過去最多となっている菊陽町で25日、多文化共生連絡会議が開かれました。
この会議は、菊陽町に住む外国人が地域住民と協力し、安心・安全に暮らせるよう関係機関に課題や情報を共有してもらおうと開かれていて、今回が3回目です。会議には町の担当部署のほか警察や消防、郵便局などから約40人が出席しました。
菊陽町には、TSMC進出の影響で過去最多となる1028人の外国人が居住していて、7年前の約4倍に増えています。
会議では、菊陽町と台湾の小中学校の国際交流や、7月から1人あたり1万円が補助される町の台湾旅行支援事業が始まることが報告されました。
また英語、中国語、韓国語など5つの言語が書かれたゴミ出しの看板を、希望の自治会に配布し、ルールの周知に努めていることなども報告されました。
町では今後も関係機関と連携を図り、様々な課題解決に取り組みたいとしています。
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