｢何匹いたか把握できていない｣ピットブルなど複数の犬が逃げた益城町で新たに2匹捕獲

大型犬のピットブルなど複数の犬が逃げ出した益城町で23日午前、逃げていた2匹が新たに捕獲されました。

犬が逃げ出した現場(22日･益城町)

警察と熊本県によりますと22日午前、益城町で元々闘犬とされるアメリカン･ピット･ブル･テリア(ピットブル)を含む複数の犬が逃げ出し、保健所などが捜索を続けています。

6匹を捕獲し逃げていない犬も含めた22匹を県動物愛護センターに移送

警察は、つながれていない状態の犬と一緒にいた自称ブリーダーの石井賢一郎容疑者(55)を、警察車両のドアを殴ったとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。警察と保健所は22日までに逃げ出した6匹を捕獲し、逃げていない犬も含めた合わせて22匹を県動物愛護センターへ移送しました。

23日も2匹を捕獲

そして23日午前11時半頃、飼育場所から約100メートル離れた民家の敷地内で新たに2匹を捕獲しました。

｢自分でも何匹飼っているか把握できていない｣という趣旨の供述

警察の調べに対し石井容疑者は、自分でも何匹飼っているか把握できていないといった趣旨の供述をしているということです。また、犬に狂犬病の予防接種が行われていたかどうかも確認できていません。警察と保健所は、他にも逃げた犬がいる可能性があるとして注意を呼びかけています。

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