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パリ五輪 フェンシング女子フルーレ団体 「銅メダル」 菊池小巻「熊本県勢 パリでメダル第一号」

KKT熊本県民テレビ 2024年8月2日 4時17分

パリ五輪・フェンシング女子フルーレ団体で日本が銅メダルを獲得しました。熊本県勢のパリ五輪でのメダル第一号は幼いころから五輪を夢見て、翔陽高校(熊本県大津町)で日本を代表する選手へと成長した菊池小巻でした。

熊本県庁でパリ五輪での意気込みを語る菊池小巻選手

フェンシング女子フルーレ団体。五輪での日本女子フェンシング界初のメダル獲得を目指して、カナダとの3位決定戦に臨みました。

準決勝までリザーブに回っていた菊池は、3位決定戦の第4試合で交代出場。ここで4ポイントを取りリードを奪うと、第7試合では怒涛の9ポイント奪取でリードを4点差に広げました。

最後はカナダが猛烈な追い上げを見せるも、33ー32と1点差で逃げ切った日本。日本女子フェンシング界では、五輪での初のメダルとなる銅メダルを獲得しました。

幼いころから五輪出場を目指して練習に励んだ菊池。しかし東京五輪では惜しくも代表入りを逃しました。

悲願の五輪の舞台で積極的な試合運びを見せた菊池。日本フェンシング界の歴史を塗り変える快挙に貢献しました。

菊池の翔陽高校時代の恩師、太田健二さんは「楽しむというより無我夢中に見えました。個人戦の出場もなく、五輪での初めての試合が、メダルをかけた重圧のかかる状況で、試合の流れを持ってきたのは素晴らしかったと思います。最後の涙がすべてを物語っていると思います。表彰式で彼女の笑顔を見られれば最高です」と喜びを語りました。

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