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政令市ワーストの交通渋滞対策 熊本市が試験的に時差出勤 1時間早く登庁も

KKT熊本県民テレビ 2024年8月5日 19時57分

交通渋滞の緩和につなげようと、熊本市が5日朝から職員の「時差出勤」の取り組みを試験的に始めました。

■藤木紫苑記者

「午前7時半です。通常の登庁時間より1時間早いですが、時間外出入口から多くの職員が登庁しています」

熊本県・木村敬知事

5日朝から始まった熊本市の職員の通勤時間を分散する「時差出勤」。全国の政令指定都市の中でワーストといわれる深刻な交通渋滞の解消に向けて、熊本県と熊本市が連携して取り組む短期的な対策の一環として始まりました。

対象は、市職員1万人のうち、主に本庁舎に出勤する約7000人です。通常、午前8時半までに登庁していますが、混雑のピーク時間をずらすため、対象者は午前7時半までに登庁するか、もしくは午前8時半以降に登庁するかを選びます。

熊本市職員(公共交通機関で出勤)

■熊本市職員(公共交通機関出勤)

「朝が早い方が、公共交通機関が空いている感じがして良い取り組みだと思います」

■熊本市職員(徒歩出勤)

「時差出勤で早く来た方が涼しい感じもして、徒歩で通勤する身としてはこれもありかなと」

8月19日に検証結果報告

熊本市は8月16日まで時差出勤を行い、19日に大西一史市長と木村敬知事が出席する渋滞対策に関する会議で検証結果を報告します。

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