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慈恵病院 赤ちゃん受け入れ先不足で会見「早く家庭的な環境に」

KKT熊本県民テレビ 2024年8月9日 18時27分

熊本市の慈恵病院は8日に会見を開き、預かっている赤ちゃんの受け入れ先が不足しているとして、全国の児童相談所や民間団体に協力を求めたいとしました。

慈恵病院によりますと、8日時点で預かっている赤ちゃんは7人です。

内訳は、

▽親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」に預けられた子が3人

▽病院にのみ身元を明かす内密出産で産まれた子が2人

▽実名を明かした上で特別養子縁組を希望されている子が2人 となっています。

熊本市の児童相談所が保護

赤ちゃんは通常、熊本市の児童相談所が保護し、病院から乳児院などをへて、特別養子縁組や里親などに託されますが、現在、乳児院や里親などの受け入れ先が不足していて、最長で1か月近く病院で預かっている赤ちゃんもいるということです。

慈恵病院の会見

慈恵病院は「できるだけ早く家庭的な環境に託すべき」と話し、熊本市に対して県外の児童相談所や民間団体などにも協力を求めてほしいという考えを示しました。

病院によりますと、保護している赤ちゃん7人のうち5人は8日に受け入れ先が決まったということです。

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