菊池市を拠点に活動し、岡本太郎現代芸術賞を受賞した美術家、つんさんの作品展が、宇城市の不知火美術館で開かれています。
会場には、つんさんが、段ボールなど身近な素材で制作した高さ約5メートルのインスタレーション作品｢つん 今日も『あなぐまち』で生きていく｣が展示されています。つんさんは1981年北九州市生まれで、昨年度、この作品で岡本太郎現代芸術賞を受賞しました。
『あなぐまち』の名前は、つんさんが空想した｢あたまのなかのぐたいてきなまち｣に由来していて、団地の中の800の部屋には住民が入居しています。
会場には、『あなぐまち』の住民が描いたとする絵や絵本の原画など約50点も展示されています。この作品展は、9月16日まで開かれています。
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