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火事相次ぐ 熊本市で店舗兼アパートの1室全焼 焼け跡から性別不明の遺体

KKT熊本県民テレビ 2024年10月8日 12時14分

7日、熊本県内では火事が相次ぎました。熊本市北区では店舗兼アパートの1部屋を全焼する火事があり、1人が遺体で発見されました。

店舗兼アパートの1室を全焼し1人の遺体(7日・熊本市北区)

火事があったのは熊本市北区清水新地にある店舗兼アパートです。警察と消防によりますと7日午後7時頃、「建物の2階から火が上がっている」と複数の通報がありました。

■緒方大樹記者

「火災現場では2階部分が焼け落ちています。あたりには焦げた臭いが充満しています」

火は約4時間後に消し止められましたが、2階建ての店舗兼アパートの2階の1部屋35平方メートルが全焼、その下にある1階の店舗の天井35平方メートルが焼けました。2階の部屋から性別不明の1人の遺体が発見されました。警察によりますと、この部屋に住む柴尾小百合さん(62)と連絡がとれていないということです。

この店舗兼アパートは1階に3つの店舗、2階に2つの住居用の部屋がありました。警察と消防は、見つかった遺体の身元の確認を急ぐとともに、火事の詳しい原因を調べています。

水産加工会社作業場の一部が焼ける(7日・天草市牛深町)

また、天草市牛深町では7日午後6時20分頃、水産加工会社の金一海産の作業場から出火しました。火は約2時間後に消し止められましたが、作業場の一部が焼けました。当時、作業場には誰もおらず、けが人はいませんでした。

警察によりますと、従業員が「くん製したまま帰宅したら火が燃え移っていた」と話しているということで、くん製場の火が原因とみて調べています。

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