11月から、熊本では新たに始まったことがあります。まずは、熊本市電が変わります。海外からの観光客に対応するための新たな決済方法とは…。
■内藤有希子記者
「今までは降りる際に支払いコードを読み取っていましたが、これからは車内の至るところで支払いコードを読み込むことができます」
熊本市電で、11月1日から始まった新たな決済方法。車内に掲示される専用のQRコードをスマートフォンで読み取って運賃額を入力し、画面を乗務員に見せて支払いボタンを押して決済します。
これまでは乗務員が端末を操作する必要がありましたが、新たな決済では画面を確認するだけで対応でき乗務員の負担軽減が期待されます。
また従来のQRコード決済では5つのブランドが対象でしたが、海外からの観光客に対応するため、台湾やアジア各国、イタリアなど17の海外ブランドが新たに対象となります。
■熊本市交通局総務課・吉岡秀一課長
「QRコードを利用されていない方、特に若い方にもぜひ一度ご利用いただいて使いやすさを体感していただいてQRコードの利用に繋げていきたい」
【スタジオ】
熊本市電のQRコードによる決済は、ご覧のようにこれまでの5つのブランドに加え、台湾や香港、韓国、タイ、イタリアなどの17ブランドが追加されます。
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