熊本県内のこども食堂を「食」で応援しようと若手経営者たちがつくったプロジェクトのメンバーが8日、県庁を訪れ、こども食堂の現状と取組内容を報告しました。
県庁を訪れたのは、熊本大同青果グループなど県内企業8社の若手経営者でつくる「くまもとmogusuku(もぐすく)プロジェクト」のメンバーです。gogusukuとは「もぐもぐ食べてすくすく育つ」という意味で、メンバーらは木村敬知事に対し、栄養バランスを考えたレトルト食品を開発し、県内に185か所ある子ども食堂に、年間10万食を届けるプロジェクトを開始することを報告しました。
子ども食堂の食材の多くは寄付で賄われていて安定的に入手することが難しく、プロジェクトでは、長期間保存できるレトルト食品を提供することで継続的な支援を目指しています。現在、九州産の黒毛和牛と黒豚を使った煮込みハンバーグを開発しているということです。
プロジェクトでは、クラウドファンディンクなどで支援金を募り、開発したレトルト食品は来年春から提供する予定です。
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