阿蘇地域の世界文化遺産登録に向けた取り組みを紹介するシンポジウムが11日、東京都内で開かれました。
シンポジウムは、熊本県と県内7つの市町村でつくる阿蘇世界文化遺産登録推進協議会が開いたもので、木村敬知事のほか、県立劇場の姜尚中館長などが出席しました。
この中で木村知事は、「世界に誇る阿蘇の文化的景観を確実に後世に伝えるためにも、1日も早く世界遺産暫定一覧表(国内候補リスト)に登録されるよう取り組んでいきたい」とあいさつしました。
また、熊本で生まれ育った姜尚中館長は、「人類の祖型そして未来としてのASO」と題して基調講演し、「世界が混沌とした状況の中、1000年前からの阿蘇の自然との共生に我々の目指すべき未来がある」などと語りました。
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