熊本市中央区のパンの無人販売店に設置された防犯カメラが、売り物のパンを次々にバックに入れる男性の姿をとらえていました。
11月10日午後1時頃の防犯カメラの映像です。画面の上の方に、大きなバッグを持ち店内に入ってきた男性の姿が。次の瞬間…男性は売り物のパンをバッグの中へ。周囲に他のお客さんが周囲にいるにも関わらず、次々とパンを入れていきます。そして、男性は代金を支払わず、外へと出て行きました。
被害にあったのは、熊本市中央区にある24時間営業のパンの無人販売店です。
■洲﨑湧貴記者
「店主は在庫を確認しようと防犯カメラの映像を見ていたところ、犯行の瞬間を目撃したということです」
■黒瀬久芳代表
「モニターを確認していたら、 お客様が2人いらっしゃって、 1人の方が大きなバッグを持たれていて、その中にパンを詰めてさっと出られた。お昼で、お客さんもいらっしゃる中での犯行だったので、私としてはびっくりする思いの方がすごい強くて」
被害にあったのは、1個100円から400円のパン8個。あわせて約1100円に上るといいます。店の近くには高校や大学があり、早朝や深夜にパンを買い求める客も多く、去年8月から無人販売店を始めました。
■黒瀬久芳代表
「毎日来られているお客さんもいらっしゃるので、そういうお客さんに私たちも喜んでもらいたい。防犯だったり、お客様の安全をもうちょっと強化できるようにして、より安全にパンをお届けできれば」
店では防犯カメラを増やすなど、対策を強化する予定です。
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