全国高校サッカー選手権熊本県大会は16日に決勝が行われ、大津高校が4年連続の全国出場を決めました。
決勝に勝ち進んだ大津と東海大星翔。立ち上がりから、大津が相手ゴールに迫ります。しかし、東海大星翔ゴールキーパーの水口然斗選手がファインセーブ。東海大星翔の堅い守りで前半を0対0で折り返します。
しかし、後半に入ると大津のストライカー、山下景司選手がゴールを量産しました。まずは後半4分、右サイドからのクロスを流し込み先制。さらに14分、今度は角度のない位置からネットを揺らし、この試合2点目を決めます。さらに、その6分後、背後からのロングボールをダイレクトで決め3点目。準決勝に続き、2試合連続のハットトリックを達成しました。
好守にスキのない試合運びを見せた大津が4対0で勝ち、4年連続の21回目の全国大会出場を決めました。
■大津 山下景司選手
「熊本に優勝旗を持って帰れるように、全国制覇目指して頑張ります」
そして、18日に行われた全国大会の組み合わせ抽選会。大津は初戦で福井県代表の福井商業と対戦することが決まりました。
5年ぶりのリアル開催となった全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会には、全国48校の監督やキャプテンが集まりました。そして大津は1回戦で福井県の福井商業高校と対戦することが決まりました。福井商業は、県大会決勝で全国常連校の丸岡を相手にPK戦の末、勝利。攻撃的なサッカーで、17年ぶり2回目の全国出場を決めました。
■大津 五嶋夏生主将
「去年、昌平高校に負けてから1年間、選手権でリベンジするために練習に取り組んできたので、今年こそ全国制覇するために頑張っていきたい」
全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕し、大津の初戦は29日に行われます。
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