山鹿市で22日、火薬で岩石を実際に爆破する「発破」研修が行われました。熊本県内で発破研修が行われるのは15年ぶりです。
11月22日、山鹿市の西日本土木山鹿砕石所で行われたのは、砕石場やトンネル工事などで爆薬を使い岩石などを爆破する発破の研修です。火薬類への理解を深め、現場での安全性を高めてもらおうと、熊本県と火薬保安協会が行いました。
熊本県内で発破研修が行われるのは2009年以来15年ぶりで、火薬を使用する現場関係者たちが参加しました。参加者たちは、火薬や爆薬などをドラム缶や岩石に仕かけて爆破する様子を観察。威力の違いを確かめていました。
■長崎からの参加者
「非常に役に立つものではあるけど、危ない物、危険な物というのも実感できた」
■西日本土木砕石事業部 岡田公昭生産統括部長
「免許を持っているけど実際の経験がない(人が多い)が、(火薬を)使ったらすごく早く仕事が進む。火薬の力は使い方によっては便利だけど、一つ間違った使い方をしたら大変なことになる。火薬というものをもっと勉強して使ってもらいたい」
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