忘年会など仕事にまつわるお酒の席が増えるこの時期。あなたは"飲みニケーション"という文化をどう思いますか?
“飲みニケーション”とは、飲み会とコミュニケーションを合わせた言葉。仕事上の付き合いで、酒を飲んで親交を深めることをいいます。そもそも“飲みニケーション”は必要だと思うのか?街の人に聞きました。
■男性 会社員(50代)
「言いたいことを言いやすい場所をつくるっていうのは、やっぱり会社としてもプラスになる」
■男性 会社員(26)
「仕事中できない話とかも、お酒を飲みながらだとできると思う」
■男性 会社員(28)
「飲みの場で気をつかったりするのがきついって人が多分(いる)」
一方、職場で管理職を務めるこちらの女性は。
■女性 管理職(40代)
「若い子はやっぱり誘いづらくなりましたよね。仕事の延長上って思われると、やっぱり誘いづらい」
Webメディアの運営会社が行ったアンケートでは、20歳以上の831人の社会人のうち、“飲みニケーション”を「いらない」と答えたのが27%、「どちらかというといらない」が37%で、3人に2人は「いらない」と答えました。(ネクストレベル調査)
しかも、この割合は20代から50代以上の全ての年代で同じ傾向で、「若者が飲み会を敬遠しがち」というわけでもないようです。
一方、熊本市役所で9人が働く改革プロジェクト推進課。20代と30代は4人と半数を占めます。この部署では、月に1、2回は“飲みニケーション”を開いています。
■熊本市改革プロジェクト推進課 吉田敏一課長(51)
「会話も普段もなくて、むしろ相手からすれば、例えば『私のことを苦手だな』と思っているケースが多いのではないか。だから飲み会に誘ってもというのがある。日ごろのコミュニケーションを取る努力(が大切)」
この部署では、課長が週に1回以上、仕事面で悩みを抱えていなかなど、8人の部下それぞれと会話する機会を設けているということです。日ごろの思いやりがあってこその“飲みニケーション”。その思いは、部下にも伝わっているようです。
■■女性職員(30代)
「日ごろのコミュニケーションが前提であった上で、プラスアルファっていう感じ」
■男性職員(40代)
「(日ごろの)感謝だったりとか、 労いだったりとか、これからもよろしくっていう思いを伝える場所でもある」
"飲みニケーション"もたまにはいいね…と思える日ごろからの対話が、一番大事なのかもしれません。
「日ごろのコミュニケーションが前提であった上で、プラスアルファっていう感じ」
■男性職員(40代)
「(日ごろの)感謝だったりとか、 労いだったりとか、これからもよろしくっていう思いを伝える場所でもある」
"飲みニケーション"もたまにはいいね…と思える日ごろからの対話が、一番大事なのかもしれません。
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