陸上自衛隊西部方面隊は13日、正当な理由なく無断欠勤した隊員など2人の懲戒免職処分を発表しました。
13日付で懲戒免職処分となったのは、西部方面管制気象隊の40代の男性1等陸曹です。陸上自衛隊西部方面隊によりますと、1等陸曹は去年12月から今年6月までの半年以上にわたって、正当な理由なく無断欠勤しました。無断欠勤を続けた理由について1等陸曹は「個人的な悩みがあった」と話したということです。
また西部方面隊は、おととし、隊員の冠婚葬祭に使うための部隊の基金などから約10万円を横領したとして、西部方面航空隊の29歳の男性2等陸尉を13日付で懲戒免職処分としました。2等陸尉は基金の金を管理する立場で、「お金がほしかった」と話したということです。
西部方面隊は「教育を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。
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