VTRにも出てきた「闇バイト」。実行役の募集を指示したとみられる暴力団幹部の男が起訴されました。
職業安定法違反などの罪で起訴されたのは、指定暴力団道仁会系組幹部西村達哉被告28歳です。（※西は、縦線2本！！）
起訴状によりますと、西村被告は知人らと共謀し、ことし10月、詐欺事件で現金を引き出す「受け子」などをSNSで募集したほか、ことし5月、東京都内に住む88歳の女性に息子のふりをして電話をかけ現金をだましとろうとした詐欺未遂の罪にも問われています。
また、西村被告から闇バイト募集の指示を受けていたとみられる19歳と16歳の少年2人は、職業安定法違反の罪で家庭裁判所に送致されました。
警察は、暴力団が特殊詐欺などの犯行に「匿名・流動型犯罪グループ」＝トクリュウを活用しているとみて、組織的な関与についても捜査を進めています。