生活に困難を抱える妊婦や出産後の母子などを支援する体制の強化につなげようと、熊本市の福田病院で21日、関係機関を対象とした研修会がありました。
この研修会は、福田病院が熊本県の委託を受けて開催したもので、医療関係者や行政関係者が参加しました。困難な状況の中で妊娠、出産する女性を支援している兵庫県神戸市の公益社団法人小さないのちのドア施設長の西尾和子さんが、「困難を抱える妊産婦への支援の実際と課題」と題して講演しました。
講演で西尾さんは、「複雑にからみ合う課題に対し、個々の事例を深く理解する必要がある」と話しました。
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