今年も残り1週間を切りました。年末年始は車で長距離移動をされる方も多いのではないでしょうか。ネクスコ西日本が年末年始の高速道路の渋滞予測を発表しました。
九州自動車道の下りです。ピークは12月29日と1月2日の昼前です。渋滞が見込まれる主な地点は、福岡の太宰府インター付近、筑紫野インター付近、広川インター付近などを先頭にいずれも最大10キロと予測されています。
続いて、上りのピークは1月3日の夕方と予測しています。いずれも福岡県内で古賀サービスエリア付近、広川インター付近を先頭に最大20キロの予測です。
そして年末年始は車のトラブルが増える傾向にあります。事前にチェックすべきポイントを聞きました。
■JAF熊本支部ロードサービス隊・松永教裕班長
「一番多いのはバッテリー上がり。バッテリーに関することになります」
JAFによりますと、一年前の年末年始に県内で対応したロードサービス1419件のうち最も多かったのがバッテリー関係です。バッテリーの交換目安は2年から3年ですが、冬場は劣化しやすくなるため、自動車販売店や整備工場で点検してもらうのが安心です。
次に多いのが、パンクなどタイヤのトラブルです。(去年220件)
交換が必要か点検してもらうのが一番ですが、 自分で確認する方法もあります。
■JAF熊本支部ロードサービス隊・松永教裕班長
「三角形があるんですけれど、ここにスリップサインというものがございまして、それはこの中にある溝ですね、この溝とこの横の溝がもう面一になってしまうともう交換時期ですよという」
通常のタイヤと比べると一目瞭然。ひび割れがないかもチェックしましょう。
そして、高速道路を使う前には燃料の確認も忘れずに。
■JAF熊本支部ロードサービス隊・松永教裕班長
「高速上だとガソリンスタンドが長いところで100キロだったりっていうかなり距離が離れている場合がございますので、やはり高速に乗る前にガソリンを1度入れていただくっていうのに気をつけていただければいいかと思います」
【スタジオ】
車の運転以外にも、年末年始の心構えを一緒に確認していきましょう。まずは、混雑が予想される交通情報です。
JR九州によりますと、ことしの九州新幹線の指定席の予約の数は、去年の年末年始を約2割上回っています。九州新幹線・鹿児島方面の下りのピークは12月28日土曜。博多方面の上りのピークは1月3日から4日です。
2024年は元日に能登半島地震がありました。防災士のしほママこと柳原志保さんは、家族が集まる機会に防災の「お守り」をつくってほしいと話しています。そのお守りがこちらです。
□笛
□小銭
□マイナカードのコピー
□連絡先などを書いたカード
□家族写真
写真の裏に、家族からのメッセージを書くと、災害が起きた際に心の安定につながります。お薬手帳など、その人にとって必要なものも入れておいてもいいかも。穏やかな年末年始になるのを祈るばかりですが、何事も備えあれば憂いなし。参考になさってください。
この記事の動画はこちらから再生できます