熊本市庁舎の建て替えをめぐり、賛否を問う住民投票を求めて大西市長に直接請求が行われました。
25日は市民団体が熊本市役所を訪れ庁舎建て替えの賛否を問う住民投票条例の制定について大西市長宛ての直接請求をしました。
熊本市は、耐震不足などを理由に約616億円をかけて本庁舎をNTT桜町ビルの敷地へ、中央区役所を花畑町別館跡地に建て替える方針を示しています。これに対し、市民団体は建て替えの賛否を問う住民投票を求め直接請求の条件を上回る1万8988人分の有効な署名を集めていました。
■市庁舎建設の賛否を問う住民投票をすすめる会・西川文武代表
「常日頃から議員さん方は市民の意見を市政に反映させると言われている。約2万筆の署名の思いをくんでもらえればと思います」
直接請求を受けた大西市長は今後、住民投票の条例案を議会に提出します。その後、議会で可決されれば住民投票が行われます。
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