強い寒気の影響で、熊本県内は山地を中心に10日朝にかけて大雪となるおそれがあります。気象台は路面凍結による交通障害などに注意するよう呼びかけています。
熊本地方気象台によりますと、九州北部の上空約1500メートルに強い寒気が流れ込み、県内の山地では10日朝にかけて大雪となる見込みです。
■北迫新太郎カメラマン
「9日午前8時頃の阿蘇山上の様子です。あたり一面、真っ白な景色が広がっていますが、近くの駐車場では朝からスタッフたちが雪かきや除雪作業に追われています」
■阿蘇山上の駐車場職員
「(ここまで積もるのは)今シーズン初めてです。こんなに降るとは思っていなかったので、びっくりしました。(雪かきを)しておかないと、明日の朝さらに降るとどうにもならないみたいなので」
熊本県内で10日午前6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で山地で5センチ、平地で1センチと予想されています。
気象台は、積雪や路面凍結による交通障害や水道管の凍結、農作物や農業施設の管理などに注意するよう呼びかけています。
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