熊本地震からの復旧が進む熊本城。その復旧事業に興味を持ってもらおうと15日、高校生を対象とした石垣修復の研修が行われました。
熊本地震で崩れた熊本城の石垣が積まれた旧合同庁舎跡地に集まったのは、玉名工業高校土木科の生徒36人です。この研修会は、復旧事業に興味を持ってほしいと熊本市が企画し、初めて実施されました。
生徒は、現役の石工から説明を受けながら石を割る作業などを体験しました。その後、訪れたのは、立ち入り禁止になっている城壁の改修工事現場。普段は見ることができない現場を興味津々で見学していました。
■男子生徒
「熊本のいいものを残すために(石工の仕事を)してくださってるので、やっぱり自分の進路選択の一つにも入れてみようかなと思いました」
■女子生徒
「熊本に住んでいるけど、熊本城の石垣とかあまり詳しく知らなかったので、石工について興味を持ちました」
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