熊本都市バスは、16日に路線バスが乗車口の扉を開けたまま走行していたと発表しました。
熊本都市バスによりますと1月16日午後5時50分頃、長嶺団地を出発し荒尾橋に向かっていた路線バスが、熊本市西区のバス停を発車した際、扉が開いたままになっていました。
■永島由菜アナウンサー
「バスは扉が開いた状態でこちらの三賢堂前バス停を出発、そのまま65メートルほど走行したということです」
バスの乗客4人と運転士にけがはなく、運行への影響もありませんでした。
熊本都市バスによりますと、バス停で乗車した客がICカードをタッチする前に50代の男性運転士が扉を閉めたためICカードが反応、乗客の申告を受け再び扉を開けました。その後、タッチしたのを確認して発車しましたが、その際、扉を閉めるのを忘れたということです。
男性運転士は、発車した後に運転中に扉が閉まっていないことを知らせる安全装置が作動し、トラブルに気づいたと話しているということです。
熊本都市バスは「全ての運転士に対し安全確認に関する指導・教育を徹底し、再発防止に向けて取り組む」としています。
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