熊本市の鶴屋百貨店で、全国の駅弁当を集めた人気のイベントが始まりました。毎回人気の商品を求め、長い列も。熱気ある売り場を取材しました。
今年で62回目の「全国有名駅弁当とうまいもの大会」。150種類の駅弁当や各地の名産品が並びます。こちらは滋賀県草津駅の近江牛最高ランクのもも肉をふんだんに乗せた弁当。
■店の人
「熊本の赤牛にも負けへんくらい、おいしいのでお願いします!」
■畑中香保里キャスター
「午前10時の開店直後なのですが、すでにお目当てのものを求めた長い行列ができています」
並んだ人たちのお目当ては?
■並んだ人
「赤福餅」
■並んだ人
「母と食べてみようかということで並んでいます」
三重県の伝統的な和菓子「赤福」です。今年は、催事限定の「あずきコルネ」が初登場。会場で、お茶と一緒に楽しめます。
ところで、先ほど並んでいたお客さんは?
■並んだ人
「ゲットしました。いかめしと赤福ですね」
一方で、毎年人気の駅弁当も物価高騰の影響を受けているといいます。
■鶴屋百貨店 狩野靖二さん
「いろいろなところでコストダウン、コストカットをしながら、工夫をしながらやっています。改めて日本の食文化を大切に発信していきたい」
家族のため、自分のため、おいしいものを選ぶ人で会場は活気づいていました。
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