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「再発防止策と安全の再確認を」熊本市電が大みそかに脱線事故 九州運輸局が文書で指導

KKT熊本県民テレビ 2025年1月22日 19時2分

去年の大みそかに起きた熊本市電の脱線事故を受けて、九州運輸局は22日、熊本市交通局に安全点検などを行い、再発防止対策を報告するよう文書で指導しました。

脱線現場(去年12月31日・熊本市中央区)

熊本市電では去年の大みそか、熊本城・市役所前電停と花畑町電停の間でレールの幅が広がったことが原因の脱線事故が起き、運休しました。3日後に運転再開したものの、脱線現場付近でさらにレールの広がりが見つかり、緊急工事のため再び運休し、1月17日に通常運転に戻りました。

これを受け国土交通省九州運輸局は22日、熊本市交通局に文書で指導をしました。今回の脱線事故の原因究明と再発防止策を決めることや、全線の安全を再確認すること、また軌道の維持管理の方法を再検証し、これらを九州運輸局に報告するよう求めています。

指導を受け熊本市交通局は、「安全対策に取り組む中、年末年始の時期に利用者にご迷惑をおかけして申し訳ありません。再発防止と安全対策の構築に努めてまいります」とコメントしています。

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