九州・沖縄の市長でつくる九州市長会は、南海トラフ地震への対応など広域連携が必要な課題を話し合うプロジェクトチームを設置し、22日、熊本市で初会合を開きました。
「ONE KYUSHU(ワンキュウシュウ)プロジェクトチーム」と名付けられた初回の会合には、九州・沖縄の119の市のうち93の市が参加しました。
プロジェクトチームは、南海トラフ地震など大規模災害への連携を話し合う部会や、九州一体となって農産物のブランド化や企業誘致を行うブランド部会、少子高齢化や人口減少などを話しあう部会の3つで構成されています。
■プロジェクトチーム座長・高島宗一郎福岡市長
「画期的だったなって思いますよ。 皆さん想像してる以上にね、自由闊達に意見を市長たちが述べる場ってありそうで実はないんですよね。僕らで止めることができない災害、人口の減少は一朝一夕には解決出来ないかも しれないけど、誰かの何かを待つのではなく自分たちでアクションを起こしていこう」
それぞれの部会は、5月に長崎市で開かれる九州市長会総会で進捗状況を報告する予定です。
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