29日午前、天草市で、急病患者を乗せるため現場に向かっていた救急車が店舗に突っ込む事故がありました。けが人はいませんでした。
警察と消防によりますと、29日午前11時頃、天草市楠浦町の三差路で、天草広域連合消防本部中央消防署の救急車が道路沿いにある畳店に突っ込みました。けが人はいませんでした。
救急車は、高齢者施設から｢意識レベルが低下している女性入所者がいる｣との通報を受け出動し、施設に向かっている途中で、三差路を左折する際にハンドル操作を誤り、スリップしたということです。当時、路面は前日から降った雨で濡れていたということです。
女性は通常より10分遅れで別の救急車で天草市内の病院に搬送されました。搬送が遅れたことによる女性の容体への影響はなかったということです。