人吉球磨管内の介護保険施設で行われた新型コロナワクチンの接種で、誤って使用済みの注射器が使われていたことがわかりました。
人吉市などによりますと、1月28日に人吉球磨管内の介護保険施設で、人吉市、あさぎり町、山江村の80代から100歳代の入所者8人にワクチン接種をしました。接種終えた後、接種済みの注射器が6本しかなく、2人に使用済みのものを使ったことがわかったということです。
未使用の注射器を入れるトレーと使用済みのものを入れるトレーを隣り合わせに置いていたことからミスが起きたとみられるということです。誤った接種を受けた2人の特定はできていませんが、8人全員、体調の変化はみられないということです。
人吉市などは引き続き8人の健康状態を確認し、再発防止に努めるとしています。
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