31日、熊本城の敷地内で道路の掘削をしていたところ、深さが最大で2.5メートルの空洞が確認されました。現場から中継でお伝えします。
(花木瞳記者)
空洞が確認された熊本城の西大手門前の通路です。熊本城総合管理事務所によりますと、この通路で外灯設備の掘削の工事をしていたところ、奥に見えるブルーシートの下で、大きなもので幅30センチ、深さ最大2.5メートルの空洞が確認されたということです。
西大手門は二の丸駐車場や加藤神社側の門で、1月27日から工事のため平日のみ通路を通行止めにしていました。そのため、空洞が確認された時は観光客はいませんでした。
熊本市は、他にも空洞がある可能性が否定できないとして、平日のみ通行止めにしていた西大手門の通路をこの週末も通行止めにします。また北口も閉鎖し、この週末は南口から出入りするよう呼びかけています。
元々空洞があったのか、それとも地震で発生したのかなど原因はわかっていません。熊本城総合事務所は、来週以降、専門業者の意見を聞きながら調査を進めるとしています。
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