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宇土市の2つの住宅の井戸水から目標値超える有機フッ素化合物 最終処分場の井戸水からの検出受け調査

KKT熊本県民テレビ 2025年2月3日 18時55分

宇土市の廃棄物最終処分場の井戸水から検出された国の目標値を超える有機フッ素化合物について、熊本県は3日、周辺の2つの住宅の井戸水からも目標値を超える値が検出されたと発表しました。

松山最終処分場(宇土市松山町)

この問題は、1月17日に宇土市松山町にある松山最終処分場の監視井戸の水で、発がん性が高まるとされる有機フッ素化合物が国の目標値を超えていることが確認されたものです。これを受け熊本県が宇土市、宇城市と連携して半径500メートルにある住宅15軒の井戸水を調査したところ、宇土市松山町にある2つの住宅の井戸水から目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたということです。これまでに体調不良などの報告は確認されていません。

この結果を受け、県は1月31日からの2日間、宇土市と宇城市の井戸29か所で2度目の追加調査を行いました。結果が判明次第、住民に周知するとともに、周辺の事業所から聞き取りを行うなどして原因を調べる方針です。

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